星屑ロンリネス

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帯状疱疹になった記録

はい、今月の22日で26歳になりました。あ、PCRは陰性でした。しかし、そこから地獄が待っていたのです……。現在進行形で治療中ですが、経過を書いて行きたいと思います。

 

7月23日

寝る前、左鼠径部に火傷のようなヒリヒリとした痛みが走る。服が擦れるだけでも痛くて悶絶。でも難病の方でもヒリヒリする痛みは多々あるので気にせずに寝る。

 

7月24日

左太ももが痛くて、歩きにくい。股関節も痛かったため、塗る湿布(バンテリンみたいなやつ)を塗ろうと思ったら、左鼠径部に並んだ赤い発疹。明らかに虫刺されや痒みと言った発疹と違うため親に見てもらう。日曜だったため、明日病院に行くことに。

ネットで調べると帯状疱疹と出てきた。まあ、帯状疱疹なわけないだろ、まだ20代だし。

 

7月25日

病院に行くが、左太もも及び股関節が痛くて歩くのもやっと。患部を見せて、帯状疱疹の検査キットがあるらしく、調べることに。

待つこと数十分。帯状疱疹、陽性。

とにかく激痛ということを伝えるも、整形外科に通ってるから勝手に痛み止めの薬を出せないと言われる。そ、そんな〜って感じだが、紹介状を書いてもらい、急いでかかりつけの整形外科に行く。先生手術前なのに見てくれてありがとうなぁ……。先生にも患部を見せる。「これが広がってくると、ちょっと怖いね」と言われ、痛み止めを貰った。

とにかく、通っている皮膚科は一日潰れるくらい激混みなので、疲れ果てて爆睡。

 

7月26日〜28日

抗ウイルス薬を飲み、安静に過ごす……が、とても痛い。痛みで寝たり起きたり、あるいは眠れなかったり。とにかく鼠径部と、太もも、腰が激痛。発疹が出来ているところは、何もしていなくても痛くて、途中パンツが当たって痛いからという理由でパンツを脱ぐ奇行に走る。……パンツ脱いでも意味なかったです。

そして鼠径部を触っていてあることに気づく、もしかして……広がってないか?

 

7月29日

3日分の抗ウイルス薬がきれたので、また皮膚科に。もう鼠径部ぴりぴりジンジン。昔武田鉄矢が、神経痛のCMをやってた時のジンジンピリピリを思い出す。朝早くから待って、中待合に呼ばれるともうぐったり。看護師に大丈夫ですか?と聞かれるけど大丈夫じゃねえ!!診察室に入って、パンツ一丁になり、そこから七転八倒する。悶絶。なかなか先生がこないので地獄である。先生がきて、ここ広がってませんか?と聞くと「広がってますね〜」。本当に激痛でって事を伝えても、特にアクションが無く、お風呂に入ってください。脚が冷たいですね、と言われた。診察が終わると、なぜか看護師のマッサージ。痛み止め出して起きますから、期待してないけど期待する。

薬局いく。「これ整形外科と被ってますから、こっち飲んでください」。ええ〜〜同じものが出されたの??

とにかく痛いと主張してもなにもアクションを起こしてくれなかったので、ネットで調べると、皮膚の疾患は皮膚科、神経痛はペインクリニックの仕事と書いてあった。地元にはペインクリニックはひとつしかなく、一回行ったことがある。皮膚科を終え、昼食をとり、ペインクリニックへ。

ペインクリニックでも患部をみせ、痛みなどを説明すると即注射。患部付近と腰に。それから変なレーザーみたいなやつを当てられた。ペインクリニックでは毎日来てくださいと言われた。治るまで一ヶ月はかかると。毎日レーザーを照射して、眠れないほど痛い時は注射ということになった。皮膚科には行かなくていいといわれ、内心ほっとする。長い待ち時間待たなくていいのか……と。ペインクリニックでも痛み止めを出してもらい、30分くらいで全てが終わった。

注射を打ってとにかく楽になった。腰の痛みが消え、今までの痛みはなんだっのかと言うくらいには。

それは多少は痛い。やはりピリピリジンジンするけれど、七転八倒ほどでは無い。もっと早くペインクリニックに行ってれば良かった……。

 

帯状疱疹の抗ウイルス薬はめちゃくちゃ高いので、3割負担でも薬代がめちゃくちゃかかります。ほんとに。だからあんまり帯状疱疹にならない方がいいですよ。この世の終わりのような激痛なので……得しないです。

これからも帯状疱疹と戦っていきますが、変化があったらまた書きにきます。まさか親より先に帯状疱疹になるとは思わんかったわ。