滲む悔し涙のきらめき忘れないで
一応自分の中で踏ん切りが着いたので、ここに気持ちを記しておきたいと思います。
先日、ドリライが中止になったという公式からの通知があったことは、正直思い出したくもない。
この世情だし、無理だって分かってはいた。でも、テニプリなら、テニミュなら、そんな気持ちもあった。
テレビで渋谷が映る度、ドリライの広告が映る。越前が希望の星みたいに、一筋の光のように見えていた時期もあった。
でも、中止のお知らせ。公式の文章を読んで、震えが止まらなかった。
3rdの集大成ともいえる、ドリライ。私にとっても、唯一無二になるのだろうと確信していた。
ドリライ2014に入った時、あの時は推しもいず、現場というのも分からず、ほんと右も左も分からないままに入ったから、2ndの面々が卒業したというのは、認識しただけで、個人的な感情はなにもなかった。
でも、3rdのドリライ2020は違う。全国氷帝から、青学10代目と一緒にここまで来た。このブログで何度も言ってるけれど、青学10代目と一緒に、氷帝、四天宝寺、立海と戦っていた。10代目はどんどん成長していって、その成長を間近で見られるのが嬉しかった。私自身も、人として成長させてもらった。そして、初めて推しというものが出来た。嬉しかった。ツイッターをフォローして、リプライを送って、公演日が近くなれば手紙を書いて、プレゼントも選んで、こんなことをしたのは初めてだった。とても充実していた。
そんな推しや3rdのメンバーの卒業を、この目で、ぴあアリーナで見れるんだと。運良く、30日夜と大千秋楽のチケットが取れて、ああ、最後の最後まで見届けることが出来るんだな、って思ってた。手紙は何書こうとか、プレゼント何にしようとか、服も選んだ。
こんな形で、卒業の機会がなくなるなんて。仕方ないのは分かってる。分かってるけど、でも、卒業が見たかった。その日耐えきれず泣いた。
チケットを発券したらそこそこいい席だった。通路側。やり切れない。
車で音楽流してるとき、前編の頑張れ負けるな必ず勝てが流れてきた。
軋むテニスシューズの音を覚えていてね 弾んだテニスボールのラリーを覚えておいてね
滲む悔し涙のきらめき忘れないで
決まった勝利のポーズ瞳に焼き付けておいてね
母が運転して隣に居たけど、泣いてしまった。みんなが元気に歌うのが辛かった。
私、おもうんですよ。どうして、後編で最前列取れたのか。憧れの全国立海で。たぶん、これがあるから、だったのかなって。なんか、そう思うんですよね、
どうか、3rdのメンバー卒業して欲しい。いつでもいい。この世の中が収まって平和になって、何歳でもいいから。いつでも待ってる。やっぱり私は卒業をみたい。