独り言

 いつからだろうか、小学生の低学年の頃には、自分を上から見ていた。そして、どうしてここにいるんだろう。自分はなんなんだろう。クラスにいても、授業を受けても、ふよふよ自分は浮いていて、上から自分を見ているような魚眼レンズで除いてるような。そうすると、授業が頭に入ってこない。でもそれを聞いてる自分もいる。そんな事もあった。どうやったって、地に足が着かない。現実感が無いのだ。

お風呂に入っていて、自分の身体がわからなく鳴ってしまうことなんてしょっちゅうだ。身体が分からないのだ。

そしてそんな自分を上から見ていて、だけどどこか冷えている。ぼーっと、レンズの向こう側の自分を眺める。何もすることができない。思考は停止している。ガラスがあって、レンズがあって、いくら叩いたって向こうの自分は振り向いてはくれはしないし、何も教えてくれない。喋れたらいいのに。

 

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